明治薬科大学 ジョイント講演会
『がん専門薬剤師の臨床活動とがん薬物治療研究の現在』
講演1 「薬剤師が実践するがん領域の臨床研究」
演者 静岡県立大学薬学部 辻 大樹 先生
薬剤師が医師と共同で行うがん領域の臨床研修について、「ドセタキセルとクラリスロマイシンの相互作用による好中球減少症発現に関する検討」と「グラニセトロン1㎎と3㎎のランダム化二重盲検比較試験(前向き非劣性試験)」、さらに「AC療法施行乳癌患者におけるABCB1遺伝子多型と制吐効果との関連(ランダム化試験の付随研究)」についての演者の関わりを述べていただきます。
講演2 「がん患者の疑問に答えるための正しい認識と情報提供」
演者 浜松オンコロジーセンター 宮本 康敬 先生
がん専門薬剤師として働いている中で実際の患者さんからもらった質問をもとに、患者さんだけでなく医療者も当たり前と思っているにも関わらず、実際には間違っている薬物治療の認識について解説を行っていただきます。