がん研究の最前線
~The regulation and role of histonemethyltransferase EZH2 in cancer~
山口浩史博士は東京大学大学院農学生命科学研究科獣医学専攻にてPh.D.を取得後、アメリカに留学し、7年ほど前よりThe University of Texas M. D. Anderson Cancer Center, Dr. Mien-Chie HungのもとAssistant Professorとして働いておられます。現在、ラボには約50人のスタッフ、大学院生が在籍しており、乳がんや卵巣癌を中心に「がん」に関わる様々なメカニズムを解明するための基礎研究が行なわれているとのことです。今回は来日された山口先生の忙しい合間を縫って、順天堂大学にてセミナーをお願いいたしました。アメリカでの最先端の研究成果をお話いただく他、M. D. Anderson Cancer Centerの研究環境、そして世界最⼤の医療研究複合施設Texas Medical Centerで研究をする理由や日本と米国の研究環境の違いなどについて、経験を交えてお話いただく予定です。多数の御来聴をお待ち致しております。