がんプロ国際シンポジウム
Gabay先生は2007年からイリノイ大学薬学部の医薬品情報の責任者とレジデントプログラムの責任者を兼任され、2010年から現在まで臨床薬学の准教授を勤められています。がん薬物治療においては正確な医薬品情報と治療試験情報の解釈が必要です。先生は、米国の臨床薬学の中心の一つであるイリノイ大学で長年医薬品情報チームを率いて大活躍されている先生です。
今回は、2回の講演で、第1回目では米国でのがん薬物治療における薬剤師による医薬品情報のあり方を講演頂き、日本側の参加者から日本との違いを発言して頂きながら、講演を進める予定でおります。日米の医療制度の違いも背景に興味深い討論ができると期待しています。第2回目では、より専門的な内容で、抗がん剤の髄腔内投与による抗がん化学療法に関する米国の最新治験を講演して頂きます。がんプロ参加校の大学院生の皆様の参加をお待ちしています。
第1回講演:
Role of the Drug Information Pharmacist at an Academic Medical Center
第2回講演:
Intra-CSF administration of chemotherapy medications
講師
Michael Gabay, Pharm D
Clinical Associate Professor, Department of Pharmacy Practice,
University of Illinois at Chicago